放射線量測定2022.12.11&原発再稼働
2021年に国が策定した「第6次エネルギー基本計画」では、「可能な限り原発依存度を低減する」との方針を掲げました。福島原発事故から10年経過し、ようやく事故を教訓とする方針を持ったばかりです。しかしこの度、ロシアのウクライナ侵攻による影響で電力需給がひっ迫していることなどを理由に、「原子力を最大限活用していく」と真逆の方針へと転換することになりました。運転期間の延長や新規増設にも言及しています。テロ対策の不備・避難計画の不備が指摘され地裁に運転差し止めを言い渡されている原発もあり、地元の同意が得られる見通しは不透明です。安全性に加え、福島原発の廃炉問題や使用済み核燃料の最終処分という大きな問題に正面から向き合うべきです。
秋の景色を堪能しながら、今年最後の測定を実施しました。(測定:深尾・三宅)
測定場所 地上5cm 地上1m
(単位:μ㏜/h)
ネット鎌倉事務所裏 0.037 0.026
ネット鎌倉事務所表 0.029 0.041
中央公園子どもの森トイレ前緑地 0.041 0.046
中央公園ハーブ園奥草地 0.015 0.023
中央公園しし石手前公園の小川 0.021 0.033
笛田公園クスノキの下 0.020 0.036
笛田公園あずまや手前緑地 0.026 0.023