放射線量測定 2023.3.11
今日で12年目の3.11が巡ってきました。小学生が入学から卒業するまでという年月。各地で追悼の祈りがささげられているようです。ネットの放射線量測定もこの時から12年近く続いています。
12年とは、被災された方々にとってどのような年月だったのでしょうか。やっとここまで来た、長かったという感覚なのか、それともまだこれから先の復興のことを考えると、時間にしては短く感じるのでしょうか。自分の身に置き換えてみると、この12年の間に介護と5人の親族の看取があり、終わってみればあっという間であったと感じるものですが、被災された方々とは全く環境が違うので比べられるものではありません。
被害の大きかった岩手、宮城、福島の3県ではハード面の復興が整いつつあるようですが、東日本大震災の前と同じには決して戻りません。東日本大震災とそれに伴う避難生活などで亡くなった震災関連の方を含めて、死者、行方不明者は現在22,212人と発表されています。その方々のことを忘れず、生きている我々は先に進むしかありません。新たな脅威であったコロナウイルスに翻弄されたここ3年で私たちの住環境はずいぶん変わってきました。地方への移住も珍しいことではなくなりました。東京一極集中ではなく住み暮らしていくためには新たな雇用形態を産み出さなくてはなりませんが、国の支援も含めて、未来に希望をもって次の12年に向けて進んでいってもらいたいと考えます。
測定場所 地上5cm 地上1m
(単位:μ㏜/h)
ネット鎌倉事務所裏 0.035 0.04
ネット鎌倉事務所表 0.038 0.036
中央公園子どもの森トイレ前緑地 0.014 0.021
中央公園ハーブ園奥草地 0.021 0.016
中央公園しし石手前公園の小川 0.072 0.039
笛田公園クスノキの下 0.039 0.033
笛田公園あずまや手前緑地 0.032 0.026