世田谷・生活者ネットワーク、環境政策で鎌倉市を視察

世田谷・生活者ネットワークの区議団から、鎌倉市の環境政策、特にプラごみゼロ宣言や地球温暖化対策について聞取り調査を行いたいとの協力依頼がありました。
1月16日、世田谷ネットの区議3人とメンバー3人が鎌倉市役所を訪問、ネット鎌倉の4人と共に環境部ごみ減量対策課と環境政策課から鎌倉市の取組みについて聞き取りました。

ごみ減量対策課からの聞取り


鎌倉市のごみ減量化策について、高岡じゅん子区議は、環境部が事業者への訪問指導やピット前検査で事業系ごみの分別を促す努力をしていることを特に評価。
世田谷区が、プラスチック製容器包装のリサイクルを行っていないのは意外でした。ガス化溶融炉の世田谷清掃工場の整備後、プラごみは全部燃やすごみとされてしまったそうです。

一方、温暖化対策では、鎌倉市は照明のLED化、省エネ機器の設置補助、市民や事業者への啓発に取り組んでいる他は実行計画の中で方向性を示しているにとどまっています。世田谷区は、企業が事業運営で消費する電力を100%再生可能エネルギーでまかなうRE100(Renewable Energy 100%)に賛同し「せたがや版RE100」の実現を目指しているそうです。

世田谷区の状況との比較を交えて鎌倉市の環境政策について考える機会となりました。