関係する担当職員が報告を上げなかったことが発端になっていますが、つい最近まで部長も知らなかったとのこと、9〜10年にかけて撤去されていたものが、今頃になって上がってくる担当部局の連絡体制のずさんさ、議会にしらを通して報告しようとした議会軽視の体制、また、本来施主が撤去すべきコンクリート構造物の所有者を特定することもせず、簡単に市の予算で事を済まそうとする経理事務の甘さは追及されるべきものです。
しかも、コンクリート管の撤去作業にいくらかかったのか明らかではなく、追加工事であるにも関わらず、見積もりも取らず進めています。コンクリート管は、いつ頃何の目的で誰が埋めたものなのか、充分調査もせず、産業廃棄物に処分させてしまい、ものがないので調査しようががないとの答弁には呆れます。不二家から鉄の井まで約370メートル撤去しましたが、その先があった可能性は否定できません。こちらも徹底的に調査すべきです。
この補正予算は、名越焼却炉の長寿命化工事に関するごみ質調査委託など、他にも必要のない提案があり、神奈川ネットワーク運動では反対をしました。