8月に1万筆を越える署名を付けて実験動物の外部処理を求める要望書を提出し、その後も焼却反対ポスターやリボンの掲示、武田との交渉等、諦めずに行なってきた住民運動の勝利です。
ネット鎌倉が実施したアンケートで、初めてこの問題を知ったという若いママ達が『植木峯の下子どもを守る会』(鎌倉市)を、学習会のチラシを見たママが『村岡ママ連合』(藤沢市)を立ち上げ、ネット鎌倉の前市議三輪裕美子と一緒に活動してきました。
ネット鎌倉は、鎌倉市議会でもこの問題を何度も取り上げ、鎌倉市から武田薬品に対し、外部処理の要請も出されました。昨年1月からネット会員に要望書提出を勧め、市長・副市長への申し入れ、アンケート調査、学習会、ミニフォーラム、ワークショップを開催し、国の関係4省と円卓会議も持ちました。
さらに、12月8日の県議会で山本裕子県議が質問してくれたことが今回の決定に大きく影響したと感じています。「実験動物処理に関し法整備が遅れているのであり、住宅密集地での焼却中止を求めるのは住民の当然の権利である」という信念で1年間諦めずに活動してきましたが、住民の声が反映する協定締結に向けこれからも頑張っていきます。