参院選の結果を受けて
参議院選挙は、自民党が改選前66議席から9減したものの、自公で改選数の過半数を超える71議席を取り、与党の取りあえずの勝利で終わりました。
改憲の争点化は首相の独りよがりに終わり、有権者の判断のしどころは、「目先の経済成長で引っ張っていく安倍政治を支持するのかVS幕引きを求めるのか」にありました。
しかし、「支持はしたくないが、幕引きを託す先もない」と考える人が多かったことが影響し、投票率は戦後2番目に低い48.80%でした。
神奈川ネットワーク運動は、元共同代表の若林ともこさんが立憲民主党の全国比例の候補になったことを受け、若林さんを推薦し、「国会に市民の議席を!」と支持を訴えました。
立憲民主党の全国比例の獲得議席は8議席。11番目につけた若林さんは議席に届きませんでした。
子育て支援の市民事業を牽引し、横浜市議・神奈川県議を務めた若林さんは、長年にわたり、 生活現場の声、福祉現場の声を政治の場に届けてきました。選挙戦を通して訴えた「社会全体の底上げを」というメッセージは、とても力強いものでした。
鎌倉市においては、私たちネットの若林支持への呼び掛けを受けとめてくださった方たちが多く、立憲の全国比例の候補の中では、若林さんの得票が最多となりました。
また、低投票率が問題になっている中、鎌倉市の投票率は54.29%で、県内の市ではトップであったことも特筆すべきことです。私たちは、これからもより一層、政治を身近な生活に引き寄せ、期待をもって投票に行こうと思える活動を進めていきます。