放射線量測定結果6.11
茨城県大洗町にある日本原子力研究開発機構で、作業員5人が被ばくした事故がありました。ビニール袋に入った核物質を取り出したところ、袋が破裂して粉末状の放射性物質が飛散し、鼻や口から吸いこみました。作業員の肺から2万2000ベクレルのプルトニウムが検出され、肺の中に留まっているこの放射性物質が放射能を出し続けるため、1年間に1.2シーベルトもの内部被ばくが見込まれるとのこと。体外への排出のための治療が行われているそうですが、命に係わるような健康被害が心配です。
3.11の福島原発事故では、放射性物質が地球上に拡散しました。鎌倉市内にも、雨水が集まってくる側溝や木の下など数値が高い場所がありました。ネット鎌倉では、3.11を忘れないことと、目に見えない環境の変化を見逃さないために測定を続けています。2017.6.11測定者:三宅真里
測定場所 地上10cm 地上1m
ネット鎌倉事務所裏 0.037μ㏜/h 0.030
ネット鎌倉事務所表 0.041 0.035
中央公園子どもの森トイレ前緑地 0.061 0.051
中央公園ハーブ園奥草地 0.034 0.019
中央公園獅しし石手前公園奥の小川 0.031 0.039
笛田公園クスノキの下 0.028 0.028
笛田公園あずまや手前緑地 0.021 0.017