エシカル消費とフェアトレード

日頃の買い物、(コスパも大事ですが!)環境負荷が少ないもの、安全性が確認できるもの、持続可能性に配慮したものを選んで買っている人は多いと思いますが、それらもひっくるめた視点として「エシカル」(倫理的な)ということへの注目が高まっています。

鎌倉市のホームページは、エシカル消費について紹介しており、そこには「エシカル消費」は人や社会、地球環境、地域に配慮した消費のことをさします。エコ商品やフェアトレード商品の購入などが代表的な例です と書かれています。

ちなみに、フェアトレードは、途上国などで立場の弱い生産者の労働環境などに配慮し、支援につなげる公正な取引(生産物、商品を購入することで、生産者の暮らしを支え、その社会や環境の向上につなげる)のことです。

近場のフェアトレード
雪ノ下3丁目にあるエシカル商品のセレクトショップ「えしかる屋」さんで、今日3月31日までRICCI EVERYDAYのバッグや洋服などのポップアップ・ストア(期間限定出店)が展開されていました(2週間ほど開催していたので、もっと早く紹介すればよかった!)。

RICCI EVERYDAYは、日本人の若い女性が、ウガンダの都市部に暮らすシングルマザーや元子ども兵といった女性を積極的に雇用し、「作り手」として生産を担ってもらっているブランドです。身に着けると元気が出そうなアフリカン・プリントは、昨今日本でも人気上昇中ですが、とても丁寧に作られた製品の作り手に思いをはせました。

ウガンダの女性たちが作っているバッグ

タイの少数民族、モン族の魔除けの刺繍布「背守り」(子どもの背中に付ける)。気の遠くなるような細かい刺繍。

近場のエシカル

七里ガ浜東の空き家を活用したコミュニティ・スペース「かもめサロン」では、サロンのボランティアスタッフが、近くの有名レストランの使用済み油を使って石けんを作って頒布しています。

熟成までじっくり90日かけた石けんの名前は、七里ガ浜エシカルソープ。
エシカルな資源循環を意識し、周りに広めたいという思いを込めたネーミングです。

 

鎌倉のまちのあちらこちらで繰り広げられているエシカルな営みや、フェアトレードの実践を探すのはとても楽しそう!