超高齢社会を乗り切る!

求められる地域のサポートシステム ミニレポvol.120

 2011年11月26日(土)、神奈川ネットが夏に、無作為抽出で60歳〜80歳未満の市民1000人を対象に行なったライフスタイル調査(高齢者在宅福祉調査)の報告会とシンポジウムを開催しました。シンポジストとして鎌倉市社会福祉協議会職員・地域包括支援センター管理者・家事介護ワーカーの方をお迎えし、神奈川ネットの「超高齢社会を乗り切る提言」について、日ごろの活動における課題など通してご意見をいただきました。会場には、民生委員や地域で在宅サービスの市民事業を長年続けている方々、そして調査の回答者の方々も参加し、活発な意見交換が行なわれました。
 特に「男女に関わらず、また同居者がいるかいないかではなく、地域で気軽に利用できる生活サポートシステムがないと、超高齢社会は乗り越えられないという」という意見が多数ありました。介護保険サービスの充実はもちろんですが、新たな仕組みが求められています。

 生活サポートシステムの構築に向けて、より多くの皆さんの意見を直接お聞きし、参加型福祉を実現するために、2012年は地域で「ライフスタイル調査ミニ報告会」を行なっていきます。

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