未来に責任の持てる政治を

 新しい年2010年が明けました。昨年は、米国においてオバマ大統領が誕生し、日本でも政権交代が実現しました。国の事業仕分けが公開のもと行なわれたことで、市民の政治への関心が高まりましたが、早くも沖縄の普天間基地移設問題では連立政権の足並みが乱れています。日米同盟のあり方を変え、対等な立場で米国と平和や環境政策における協力関係を構築していくには、道は遠いと感じます。鎌倉でも昨年、市長が交代しました。課題が山積する中、新しい市長のリーダーシップが問われています。
 ネット鎌倉は、市民の目線で税金の使い方を検証し、現場の声や実態調査をもとに政策提案をしてきました。今年は、若者と女性の働き方の調査を県内一斉に行ない、格差を是正する政策提案につなげていきます。また、環境を脅かす新たな問題「電磁波」について、市内の子ども施設周辺の電磁波測定等の調査を行ないます。今年もネット鎌倉は、環境と福祉を重点に、未来に責任を持てる政治を行なっていきます。
(ネット鎌倉代表 三輪裕美子)